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ワヤン演奏 ~Part-7~  

2017年 03月25日 11:35 (土)


※もう3ヶ月以上経ってしまいましたが、正月明けの怒涛の3日間演奏について書いていきます。



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前日に教えられたこの日のワヤン演奏。
前回のワヤン演奏から半年以上経っているので、全然手がついていかず、しかも曲をかなり忘れてしまっていた状態だったので、頑張って家で練習してみたが全然自信なし。

今回のワヤン演奏はデンパサールのとある家寺のオダランなんだとか。
ダランさんはずい分前にクシマンであったワヤンの時にお見かけしたPak Gustu 。
その時私はまだワヤンの演奏が出来ず、見学だけだったのでどんなタイプのダランさんかは覚えていない。

会場に着くとさっそくワヤンの舞台に案内され、お茶やお菓子が振舞われる。
イブイブ(奥様方)は、こうして客人にお茶を出したり、バンタン(お供えもの)のチェックをしたりと忙しい。

プダンダ(高僧)さんもまだ来ておらず、どうやらワヤンが始まるのはまだまだ先のよう。
手の空いているイブから声がかかるのはいつものこと。

「あら、あなたダランさんの娘さんか何か?」

この質問は新しい。
いつもは、「あら、あなたグンデルが弾けるの?私でも弾けないのに~。」が定番なんだけど。
うーん・・・誰がどう見たってダランさんの娘には見えないはずなんだけど・・・何て心の中で突っ込みながら、

「私は日本人で、グンデルの勉強をしているんです。」
「あら、日本でグンデルの教室を開くの?」
「いえ、もうこっちでバリ人と結婚していて・・・」
「あらあら、旦那さんはどこの出身?」

何て感じでおしゃべり。

ちなみに、バリ人と結婚していると言うと、夫の出身地を聞かれるのは必ず。
バリではプライベートにガンガンつっこまれるのが普通で、(結婚しているの?恋人いるの?等)これを聞かないということは相手のことに興味がないということになり、失礼に当たるのだとか。
バリ人的社交辞令(バサバシ)という訳。
(日本人的感覚だと、初対面でプライベートにガンガン突っ込む方が失礼だけど・・・
バリに来た当初はこれに慣れずにとまどったけど、今は軽く流せるようになってきた。
(スーパーで初対面の人に夫の職業まで聞かれた時は若干引いたが・・・)

しばらくすると、女の子の踊りルジャン(だっけ?)が始まって、しばし鑑賞。

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そのうちプダンダさんも到着し、そろそろワヤンの開始。

P_20170104_093637_1[1]


オープニングはSekar Ginotan(Sukawati)のシンカット(省略)バージョン。
で、そのままPemungkah Wayangへ。
相変わらず、カヨナン舞いの部分では左手がすべるすべる
で、ラディタ先生と止めのタイミングが見事に合わなくて苦笑される
(私がダランさんを見る余裕がなく、ダランさんのカヨナンにタイミングを合わせられない・・・

凹んでいる暇もなくPengrumrumへと続き、終わりがけに「ランスン(直接)」と言われたのだけど、何が直接??と思っていたら、Tulang Lindungを飛ばして直接カヨナン舞いという意味だった。
(全然意味が分からず、Tulang Lindungの頭を叩いてしまった・・・)
やっぱり本番は練習通りにはいかず、まだまだ対応に困る

Alas Arumの後はPengalangakaraは飛ばされ、直ぐに物語へ。
(Pengalangakaraが一番好きな部分なんだけどな。)

P_20170104_112815_1[1]


ここからが鬼門。
ダランさんの合図に合わせてのアンカタン。
入る合図は、ダランさんが激しめにチュパラを叩くので何となくは分かるのだけど、終わる合図は相変わらず全く分からない・・・
そして、何のアンカタンが来るのかも相変わらず分からない・・・

なんとなーくやり過ごしていると、ラディタ先生が聞いたことあるフレーズを叩き出した。
「ん?これ何の曲だったっけ?」なんて舞台を見てみると、悪役従者のデレムとサングットが何やら舞台でお話中。

・・・。
デレムのテーマソングだ・・・

すっかり忘れていて、前日の家練習でもすっかり飛ばしていた曲。
ゆっくりの部分は何となく弾いていて思い出したけど、この後デレムが騒ぎ出したら少し激しい目の音へと変わるんだけど、その部分が全く思い出せない。
お願い、どうかデレムがこれ以上騒ぎませんように・・・
何て願いながらゆっくりバージョンを弾いていたら、なんとかデレムは騒ぎ出すことなく舞台から去っていった。(ホッ)

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そんなこんなで、気付いたら最終のSudamala。
ところどころかなりしくじった部分はあったけど、とんでもなく大きな間違いはなく今年最初のワヤン演奏は終了。
あー、よかった。


帰りの車の中、2日後のワヤン演奏もダランはPak Gustuだったので、「次、Mesem(悲しみの曲)ね。」と事前に教えてもらえた。
おぉ、Mesemか。
よかった教えてもらえて。
一番苦手だからちゃんと練習しなきゃ。




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この日の様子をちょっとご紹介。

というか、アングル的に「クトゥット・ラディタ・ワンマンショー」状態ですが
(ちゃんとUPの許可は得ています。)



まずはオープニングのSekar Ginotan。
この曲弾くのも久しぶりだったんだけど、やっぱり左手がちょっと大振りだな・・・
パングルさばきがいまだに安定しない。



続いてPemungkah Wayangにて人形劇の始まり。
私にダランさんを見ながら演奏する余裕がなく、目の前のラディタ先生の手の動きに合わせて叩いているため、半テンポ遅れ気味での演奏。
せめてカヨナン舞いの部はダランさんみながら叩けるようになりたいなぁ。



Pemungkah Wayangからのつづき。
再後にちょっとだけアンカタン。
タイミングが全然分からない・・・



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