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ひさびさワヤン演奏 ~Part-9~

2018年 11月03日 12:30 (土)


ここ最近、Sanggar Kembang WARUの子ども達の中にワヤン演奏に向けて練習を始める子が何人か出てきており、私も時々Pemungkah wayang(ワヤンのオープニング)を一緒に練習したり。


私なんかは、妊娠中に最後にワヤン演奏をしてからもう1年半以上が経っており、時々家でPemungkahの練習をすることはあっても、現場を離れてずいぶん経つので子ども達の演奏に手がまったくついていかない・・・

それにしても子供たちの成長は本当に目を見張るものがある。
多分みんなグンデルを習い始めて1年とか2年目とかの子ばかりで、もうワヤン。
おばちゃんお姉さん、ワヤンにたどり着くまでに3年以上かかったよ


で、そんな感じの中「ワヤン演奏あるよ~」と言われたので
てっきり子ども達も一緒なのかと思ったら

「え?2人だけだけど?」

って、一番苦手なワヤン・ルマの2人演奏

(この場合、必然的に私がポロス・グデになってしまうので
絶対に間違えられない・・・


なにとぞ事前の合わせ練習を~!!
と思ってたんだけど、この時ちょうどプレゴンガンのペンタスの練習で忙しくて
結局合わせ練習をしないままの当日。


今回のダランさんは、クシマンのグデさん。
ラディタ先生のお友達なんだとかで、若手のダランさん。

「優しいから間違えても怒らないよ~。」

なんて言われていたけど、やっぱり初めて合わせるダランさんは緊張する。


なんの儀式での演奏なのかも知らずに着いた会場は
結婚式の真っ最中。

国営銀行のお偉いさんの娘さんの結婚式らしく、
会場にはたくさんのお客さん。


しばらく待つとプダンダ(高僧)さんが到着してワヤン演奏開始。


DSC07037.jpg

DSC07039.jpg



グンデルはダランさんの持っているグンデルを使うことがほとんど。
(ダランさんは自分のグンデルの音に合わせて唄う練習をしているので。)
オープニングのSekar Ginotan Sukawatiを弾きながらそのグンデルのくせをつかむ。

続いてPemungkah wayang。
久しぶりだけど、まぁ何とか。
出来るだけダランさんの動きに合わせようと舞台を見ながら演奏を頑張ってみるが、
やっぱりカヨナンの舞がいまいちついていけない・・・
途中、ダランさんが振り返ってニヤリと笑って・・・

え!?なになに!??

ってなったのだが、後々ビデオを見てみると、カヨナンの止めの部分音が思い切りずれていた・・・
(そりゃ笑われるわ。)


ダランさんによって多少の違いはあるのだが、今回のグデさんはオープニングのSekar ginotanでワヤンのお披露目が始まった。
(デンパサールではオープニング曲が終わってからワヤンの箱が開けられることが多い。スカワティのワヤン・ルマは↑のパターンが多い。)


なので、Pemungkahが終わって直ぐにAlas arumが始まる前のカヨナンの舞に突入。
(通常はPemungkahの後にPengrumrum、Tulang lindungがありようやくカヨナンの舞。)
Tulang lindungどれ使うかな・・・?(4種類あるので)なんて打ち合わせをしていなかったので心配していたのだが、杞憂に終わった。

Alas arumが終わり、続くPengalan ratuは・・・
なぜか第2章のみの演奏。
(ダランさんがグンデルに合わせて唄ってくれる第4章は使われることなく。一番好きなのに。)


あとは、なんとか必死にAngkatanを合わせていたら、気づいたらカヨナンが舞台に刺されて・・・


久しぶりのワヤン演奏終了~


ダランさんは聞いていた通り、優しくて、若くて、男前で、最高か。


DSC07041.jpg




 ***



この日の演奏をちらりとご紹介。




いつものPemungkah wayang。
カヨナンの舞はいつもドキドキする。
(カメラの設定と、Editアプリの画像設定が上手く合わず縦長な画像で見難くてすみません・・・



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赤ちゃんの儀式 ~1 Oton(バリ暦生後1年)~

2018年 10月16日 10:00 (火)


もうずいぶん前の話になってしまうが、次女の1 Oton(サトゥオトン:バリ暦生後1年)のことでも少し。

というか、本当は1 Otonではなくて2 Oton。
実は1 Oton(西暦でいう7ヶ月頃)の時、私と娘たちは日本に帰国しており、
儀式があげられなかった。
私的には、「日本からバリに戻ったら儀式すればいいや~」くらいに軽く考えていたのだが、バリ人的には全然違った。
それぞれの人にはバリの暦によって日にちが決められており、1 Otonを逃した場合は次の2 Otonまで待たなきゃいけないんだそう。(1 Otonと2 Otonを同時に行う)

そうだったのか・・・


これで困ったのが・・・
→次女の足を地面につけてはいけないの刑

バリヒンドゥーでは、子供の足を地面につけてもいい為の儀式というものがあり、長女の時は3ヶ月の儀式の時(シガラジャの田舎)に地面に足をつけたからよかったのだが・・・

次女の儀式はシガラジャの田舎へ帰らずに、デンパサールの自宅にスカワティから高僧を呼んで行ったので、儀式の内容が少し違って3ヶ月の儀式の時に足を地面につけなかった。
で、1 Otonでやるから~と言われていたのだが、1 Otonの日程が延びてしまい結局2 Otonまで次女を外で歩かせることが出来なくなってしまった

1歳前に歩き始めた次女は、好奇心旺盛でもちろん外でも歩きたがったのだが・・・
必死で抱っこでしたよ、もう1歳も超えてるのに。
(家の中では大丈夫だから部屋の中でのみ歩いていた。)
なんだこの変な風習は!?
と心の中で常に思っていたけど、仕方がない・・・


なので、2 Otonの儀式をむかえられた時は本当に肩の荷が下りたというか、ようやく自由を手に入れたというか。


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前書きが長くなってしまったけど、儀式の様子をちらりと。
今回の2 Otonもデンパサールの自宅でスカワティから高僧を呼んだので、
「やっぱりグンデルの演奏があったほうがいいよなぁ~。」
と思い、ラディタ先生とKさんにお願いしていた。

当日はラディタ先生とKさんに加え、ウブドからアディさん(←サルゴ先生のところでよくお会いする、グンデルめちゃうまな人)も来てくれていて、更に初めましてな日本人男性のSさんも。

Sさんは、ジャワへの旅行帰りにトランジットで立ち寄ったバリ(半日)で、なぜかISI(バリ芸術大学)に行き、グンデルの先生と偶然出会い話が盛り上がり、その後もう一度バリでグンデルを習い始めた・・・んだとかいうちょっと面白い人。
(なぜラディタ先生と一緒だったのかは聞いてもちょっとよく分からない。)

習い始めてまだ2週間程度だというのに、こうして儀式で演奏できるっていうのが凄い。

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ゆるーい雰囲気


今回は私も1曲だけ参加。
かねてから願っていた“娘の儀式での演奏“の夢が叶いましたー
(途中でお祈りに呼ばれて最後グデグデになったけど。)



儀式はまぁいつも通りやっていることはよく分からず、髪の毛切られたり籠の中に入れられたりとされたい放題の次女。


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高僧は女性の方

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籠の中

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これはダガンごっこ。
みなさんにたくさんお買い上げ頂きましたー
ダガンとは物売りのことで、たくさんのルジェキ(富)が舞い込んでくるように・・・との意味合いがあるんだとか。


まぁ、最後はもちろん水と米まみれ。(聖水とビジョーですね。)


グンデルの美しい音色の中、
気持ちもすがすがしく。



※この儀式の後、次女はもれることなく丸坊主の刑にされました。




プレゴンガンの新曲完成!!

2018年 10月01日 10:01 (月)


プレゴンガンの新曲やるよー。
ってなってから1ヶ月近くが経ち・・・
あーでもない、こーでもないと(ラディタ先生がひとりで)頑張って、
ついに新曲が完成~


その名も・・・


Kembang WARU mas!!


サンガル名であるクンバンワルにMas(金)をプラスして~、


「黄金のワルの花」


サンガル名のKembang WARUは、ラディタ先生のお父様のWayan Rugehさんの頭文字を取ったものだが、実際にKembang waruという花もあって・・・


これ↓
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(写真は使いまわしでごめんなさい


日本名はオオハマボウ、沖縄ではユウナと呼ばれる花。
大好きな花。

サヌールビーチ沿いを散歩しているとよくこの花が落ちているのを見かける。
あとはレノンの広場にもあるな。
(夕方にはオレンジに色が変わるんだよね。)



それにしても、
私たちプレゴンガンチームのオリジナルの曲を持つことが出来るなんて・・・
感無量


いい曲です。
そんなに難しい曲じゃないけど、
プレゴンガンらしいゆったりとしたメロディー。


で、この曲をペンタスで披露することが決まりましたー!!


ペンタスは来週の土曜日。
夕方4時頃から。
いつものププタン広場の一角で。
子ども達のお披露目会に外国人チームがこっそり混ぜてもらう感じで。
青空の下のびのびと。
(もし、暇でしょーがない!!っていう方がいらしたら是非観に来てくださいね


なので、現在はこのペンタスに向けて猛練習中!!

もちろん私たち外国人だけでは人数が足りないので、バリの子供たちが助っ人で参加。
(というかほぼ助っ人頼り)
特にガンサのサンシを担当してくれるK君が、「お前は天才か!」っていうくらいガムランの才能にあふれた子で・・・(小学6年生)
新曲のガンサのサンシを1回も聞いていないのにその場で合わせてきたりして・・・
もう、彼についていきます


ペンタスまであと1週間。
がんばろう。




興味のある方はご連絡くださいね~
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Sanggar Kembang Waru

ガムラン部メンバー募集中

年齢不問。経験不問。
初心者大歓迎。

住所:Jalan WR. Supratman No.102 Denpasar

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



今日の練習曲「Lelasan megat yeh sangsih」

2018年 09月24日 09:38 (月)


とかげの曲。

Lelasan=とかげ
Megat=渡る
Yeh=水

なので、とかげが小さい小川を渡ろうとしている曲なんだとか。
相変わらずガムランの曲はネーミングセンスが規定外。


この曲のポロスはずーいぶん前にグラ先生に教えてもらったんだけど・・・
まー、これでもかというくらい上手く弾けない。
メロディーはすぐに覚えられるんだけど、とにかく音が止まらない
何度かパングルの持ち方を変える特訓をして、最近になってようやくちょっと音が止まるようになってきたかなー、程度。
ちょっと高速になると全ての音を全部ひろえない。
というか手がつる。

私にとっては技術的に一番難しい曲。

でもかっこいい曲なんだよね。
低音が響いて、とかげが地をはっているのかな、って想像しながら弾く。

案の定、サンシ(裏面)もむずかしかった・・・
でも、表のポロスとカチッとはまると・・・
めちゃくちゃかっこいい!!


グンデル4年目だけど、まだまだパングルの持ち方が安定してなくてこれからも改良が必要。
持ち方がもうちょっと安定してうまくパングルに力をのせられるようになったら
この曲ももうちょっと上手く叩けるようになるかな。



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ある日の奉納演奏 ~Part34~ 

2018年 09月03日 11:09 (月)


※ウパチャラでの演奏シリーズを奉納演奏にタイトル変えました。
ウパチャラ(儀式)以外でもお寺のオダランとかで演奏する機会も増えてきたので。


**********



次女出産後ひっさしぶりとなるお寺での奉納演奏。
基本的に当分の間は夫に子ども達を預けられる土日に重なった時しかNgayah(奉納演奏)に参加することが出来ないので、その機会は以前に比べてグッと減ったのだが・・・
この日は金曜日の夕方から。

なんとか、ぎりぎりなんとかなりそうだったので
子ども達を預けて久しぶりのNgayah。
クバヤに着替えて気分はルンルン


場所はウブドの南に位置するロットゥンドゥにあるお寺。
お寺の名前はその名も「Pura Alas Arum」!!

Alas Arumといえば、ワヤンの物語が語られるときに演奏される曲。
そんな名前のお寺があんなところにあるなんて・・・!!

と楽しみに訪れる。

Alasとは森、自然界?を意味し、
Arumは香しいという意味。

「香しい森」の名にふさわしく、ウブドへ向かうメイン道路をちょっと入ったところに広がる木々に囲まれた地にそのお寺はあった。


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いい雰囲気。
近隣の住民がお供え物をもってどんどん集まってくる。

お寺の中に入ると、若い踊り子たちに遭遇。

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初潮が始まる前の女の子たちが神にささげるために踊る、Rejangの装い。
隣に座ると、「Where are you from?」「What’s your name?」と当然のように英語で聞いてくる。
さすが観光地のウブド。
みんな外国人慣れしている。
そのまま英語で話されても困るので、インドネシア語で答えると「あぁ」となってどこのサンガル??とインドネシア対応。

この日はSanggar Kembang WARUの子ども達も一緒だったので、まずは子ども達がグンデルの演奏。

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そのうち日も暮れてきて、お寺を浄化するムチャルーが始まる。

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あちこちを清めたあと、バロン達も定位置に戻る。


ムチャルーも終わったところで、おいで~と呼ばれて久しぶりにグンデル演奏。

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子ども達も一緒なので、みんなで弾ける曲・・・
ということでまずはSekar Taman。
それからこの前習ったばかりのSesapi Ngindang。
やっぱりお寺での演奏は最高に気分がいいな。

その頃には近くの別のサンガルの子ども達も到着し、順番に演奏していく。
子ども達の中にはサルゴ先生のところで見たことのある子も。
なのでスカワティスタイルの曲が続く。

スカワティスタイルばかりではなんなので、こちらはカユマススタイルでCanggak Merengan、Rebong。

そろそろ帰らなきゃな時間になってきたので、みんなで一緒にSekar Ginotanの後、Alas Arum!!
Pura Alas Arumなんだから、やっぱりこの曲ははずせない。


という感じで久しぶりのNgayahは最高に楽しかった~
オダランもグンデル演奏もまだまだ続きそうだったけど、私はお先に失礼。
またこんな機会に恵まれますように。