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お知らせ

2019年 03月31日 09:22 (日)


みなさん、いつもこんなにつたない私のブログに
訪れて頂いてありがとうございます。

実はちょっと思うところがありまして、
しばらくの間、ガムランブログをお休みします。

ガムランに対する情熱はこれっぽっちも冷めてなくて、
(むしろ強まっていて)
これからもガムラン活動は続けていくので、
これを読んだ時にでも、

「あいつは今頃バリ島の空の下、またガムランでも叩いているんだろうな。」

なんて思って頂けたら嬉しいです。


気持ちが落ち着いたらシラーっとブログを再開するかもですが、
その時はまたよろしくお願いします。


2019年3月31日

バリ島より
Lotusya



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ワヤン演奏 ~~Part-11~

2019年 03月20日 09:00 (水)


もう随分前の話になるのだが、
憧れだったスメルタ地区のプラ・ダレムでのワヤン演奏にようやく参加できた。

この時はちょうどラディタ先生がバリを離れていた時で、
その間はNgayahに参加する事もないだろうと思っていたのだが、
ありがたいことにラディタ先生の甥っ子のダランE君から声がかかった。

(ラディタ先生が口添えしてくれたのか、E君が私をたまたま思い出してくれたのかは不明。)


一人で直接お寺に向かうのもちょっと不安だったので、
ラディタ先生の姪っ子のIちゃんと待ち合わせてプラ・ダレムへ。

以前にもこの寺院のオダランに参加しているので、
何となくの流れは分かる。


まずは寺院内の御神体が寺院隣の広場をひたすらぐるぐると回るところから始まる。
今回は保護者(ラディタ先生)がいないので、あちこち動き回ることなくグンデルの前でIちゃんとひたすら待機。

ぐるぐる回っていた御神体が無事に寺院内に戻ってきたところで、Wali(神様に捧げる奉納芸能)が始まる。

隣でトペンが始まった後にワヤン・ルマーも続く。


DSC08363.jpg



この日の演奏者は、プマデにラディタ先生のお兄さん、甥っ子M君、カンティランに姪っ子Iちゃんと私。

ダランはもちろんE君。

私以外、全員が親戚な編成チーム。
事前の打ち合わせはないので、となりのM君の手元をガン見しながらさぐりさぐり付いて行く。

まずは、Sekar Gendotから。
つづくPemungkah Wayang。

つなぎの部分が入って、PengrumrumにTulang Lindung。
(Tulang Lindungはどれを使うのかいつも分からなくてドキドキするのだが、この時はスカワティスタイルのやつだった。)

そして、Alas Arum、Pnyacah Parwaに続いて、
Pengalang ratu、Pengalang penasar。


久しぶりのPengalangakara!!


(E君はしっかり丁寧にPengalangakaraを唄ってくれるスタイルのダランさん


私はダランさんがグンデル演奏に合わせて唄うこのPengalangakaraの部分が大好き!


Pengalangakaraが終わると、いよいよ怒涛のアンカタン劇。


DSC08353.jpg



確かお兄さんはこのアンカタンが好きだったよな、
と予め練習していったアンカタンは一度も使われることなく
聞いた事もないようなアンカタンが続きついていくのに必死

途中デレムの曲が入ったのだが、
(えらくちゃんとした正式なワヤン・ルマー)
M君の手元を見るのに必死で、デレムはプマデとカンティランの叩き方が違うことなどすっかり頭から抜けていて、Iちゃんに怪訝な顔をされてしまった・・・
(ワヤン終了後に気づいた



DSC08368.jpg



最後はSudamalaを弾きながら、聖水が出来上がるのを見守る。
なにはともあれ、まぁ大きく目立つ失敗もなくなんとか演奏終了。


楽しかった!!




今日の練習曲「Sekar Ginotan Sukawati sangsih」

2019年 03月09日 09:11 (土)


スカワティの華やかな曲。


コテカン(と呼ばれる右手の細かいリズミカルな動き)が多いので難しいと思われがちだが、
実はそうでもないという。
(スレンドロの方がよほど難しいと個人的には思う。)


で、そのSangsihを習ってみての感想は・・・


「Porosより簡単!!」


他の曲でもそうであったりするが、
裏のSangsihより表のPorosの方が手技的に難しいというのはよくあること。

この曲はいまだにPorosでどうしても音の止めが上手くいかない箇所があるのだが、
Sangsihではなぜだか上手く止まる。

不思議とそんなもん。


コテカンの多い曲は、コテさえ覚えてしまえば割とすんなりといく。
(もちろんコテを覚えるまでにそれなりにかかるが。)

で、いったんSangsihが入ってきた後は、恒例のPorosやり直し

なんせポンコツなので、Sangsih、Sangsih・・・とSangsihばかり練習していると、
Porosをすっかり忘れてしまうので。


ようやくPorosを思い出して、ホッとしたのもつかの間。

今度はMerak NgeloのSangsihとSekar GinotanのSangsihがMemadu(ぶつかり合い)を起こして、Merak NgeloのSangsihが思い出せなくなっていた
(Sekar GinotanとMerak Ngeloは似たようなメロディーの箇所がある。)


Merak NgeloのSangsihを無事に思い出して、
ようやく終了~


ゆうに1ヶ月もかかってしまった・・・


でもやっぱりこの曲が弾けると華やかさが出るので、Ngayahにも欠かせない曲。
こうしてちょっとずつ一歩ずつ、前に進んでいく。



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ある日の奉納演奏 ~Part-36~ 

2019年 02月04日 12:48 (月)


この日はプリアタンのアディさんのお誘いで
プリアタンのお寺での奉納演奏。
(前回のワヤン演奏の次の日)


絶好の奉納日和?で、ツーリング気分で
ラディタ先生とKさんの3人でプリアタンへ向かう。


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こちらのお寺ではここ2週間ほどオダラン(寺院建設記念祭てきな)
が続いており、
毎日のように祭事が執り行われているんだとか。


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この日はわたし達グンデルチームと、
お隣にはスロンディンチーム、
そして斜め前にはワヤン・ルマー
という体制。


スロンディンチームと交互で
人々がお祈りをしている間のBGM的な感じで
演奏していく。


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気の知れたグンデル仲間とこうして和気あいあいとグンデルを演奏するのは
なによりも楽しい時間。

スカワティスタイルの曲なんてかなり久しぶりだけど、
多少間違えてもご愛嬌。

最高に心地よいグンデルタイム。


途中、ワヤンチームが何だかざわついており、
というかなかなかワヤンが始まらないな~、
なんて思っていたのだが、
演奏者の一人が遅刻をしているとのことで
グンデルチームに演奏の助っ人依頼がきた。

ここは当然アディさん、
となるところなのだが、
ワヤン演奏というのはちょっとばかり複雑で、
同じ地域でも場所によってスタイルが微妙に違っていたりして
いきなり初対面でスタイルも分からずワヤンに合わせて演奏する、
というのはちょっと現実的ではない。
(スカワティスタイル、とかデンパサールスタイル、とか確定しているのなら別だが)

という訳で、ペアとなってワヤン演奏をしたことのある
ラディタ先生とわたしが急遽ピンチヒッターとなることになった。


初めてお会いするダランさんは、

「外国人の演奏に合わせるのは初めてだなー。」

なんて笑いつつも、

「デンパサールのAlas arumは知っているから、1曲弾いた後にすぐにAlus arumに入ってもらって構わない。」


打ち合わせ以上。


本当にいいのかな?
なんて動揺しながらもやぐらに上がると、アディさんが一言。


「Biar dapat TAKSU.」
(タクスが貰えるように。)

と。


じつはこのプリアタンの寺院は、
この地で奉納芸能をすることによって
神様からの芸能の力(TAKSU)がもらえるということで有名なお寺。

数多くの名のあるグループ(ティルタサリとかグヌンサリとか)がTAKSUを貰うために
この寺院で踊りやガムラン演奏をしており、
今回ラディタ先生と私がこの場所でワヤン演奏が出来るように
アディさんが交渉してくれたのだ。


その粋な計らいに感謝しつつ、
まずはSekar sungsang sukawatiを。


曲が後半になるにつれ
このまま本当にデンパサールのAlas arumに突入してもいいのだろうか、
きっとダランさんは物凄くやりにくいだろうな~、
(ギャニャールとデンパサールのAlas arumは全く似ても似つかない)

なんて思っていると、
なんとも罰の悪そうな顔をした若者が
ワヤンの舞台脇へ来た。
(↑遅刻してきた演奏者)


あぁ、よかった。

とホッとして演奏を交代する。


※その後、ワヤン演奏を聞いてみたが
やっぱりスカワティスタイルとは似ているようで全然違った。


ちょっとしたハプニング?サプライズ?はあったが、
やっぱりこの日も楽しい楽しい奉納演奏。


またこんな機会に恵まれますように



ワヤン演奏 ~~Part-10~ 

2019年 01月12日 13:11 (土)


お正月気分なんてかけらもないバリ島ですが、


みなさん、あけましておめでとうございます


今更感満載なので、
小さめにしておきます。



さて、
今年の抱負ですが・・・


今年は、


「丁寧に演奏する」


かな?と。


サンシを頑張る

とか、

ワヤン・マラムに復帰する


とか、まぁ大きく言うと色々な抱負があるんですけど、
日々のちょっとした練習で丁寧に演奏するのが
やっぱり一番大事かな、と思いまして。

私は演奏スタイルがあまり安定しておらず、
手がかなり大振りな為よく音をはずしてしまうことが多々あって。
今年は、「激しく、でも丁寧に」をモットーとします。


冒頭がだらだら長くなりましたが、
以下、去年の持ち越しネタを・・・



 ***



ププタン広場にて
無事にプレゴンガンのペンタスを終えた次の日。

近所のお寺でワヤン・ルマーの演奏。


今回のダランさんは、
以前ペジェンで私が初めてワヤン・マラムに参加したときの
ダランさんで、名前はアグンさん。


この方、私が暮らすシダカルヤ村のお隣の
パンジェール村のご出身だったようで、
わが家からバイクで10分ほどのところにお住まい。

まずはダランさんの家に集合する。


久しぶりにお会いして、

「あんたは・・・確かペジェンで一緒だったよな?」

と覚えていてくれて嬉しい。
(もう3年位前かな?)


しばらく世間話をして、
村の人たちがお寺にワヤンの箱とグンデルを運んでいくのに続いて
会場となるお寺へ。

小さな村の小さなプラ・デサなんだけど、
今回のオダランはかなりの規模で
ひっきりなしに村の人たちが参拝に訪れる。

そんな様子を見ながら
プダンダ(高僧)さん待ち。


しばらくするとなんとプダンダさんが5人も!!


豪華すぎてびっくりしながらも、
グンデルの前に座って心の準備。


「隣にはキドゥンの連中もいるし、大丈夫。気負わずいこうや。」

なんてダランさんから声がかかるが、
やっぱりこの瞬間はいつも緊張する。

(というか、いつもセットでよくあるトペンが今回はなかったので、余計緊張)


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まずは、いつものSekar ginotan sukawatiから。

「大丈夫、大丈夫。」

と心の中で唱えながら
続くPemungkah wayang。


は、早い・・・!!


ダランさんのチュパラのスピードが思っていた以上に早く、
もうダメだ・・・手がもたない・・・

と思ったギリギリのところで
切り替わる場面。


最初の難関のカヨナンの舞は・・・


わ、分かりづらいーーー!!!


年配のダランさんになればなるほど、
その人独特のスタイルが完成されているので
その場でとっさにはスタイルがつかみきれない。

「分っからーーーん!!」

って内心なりながら
次の場面へ。

Pemungkah wayangが終わった頃にはかなり脱力。

一息いれて続く演奏。

ようやくたどり着いたAlas arumでホッと一安心。

DSC07563.jpg



さて、この後は一番の鬼門である怒涛のAngkatan。
気合は十分だが・・・


今回もボロボロ・・・


途中、ラディタ先生が

「次、デレムね。」

と言うので、何で分かるのか不思議だーって顔をしたら、
「見て」って言われてワヤンの箱を見ると・・・

クテンコン(ワヤン助手)さんが
デレムとサングットを準備していた!!

そうかー、そこを見ればいいのか。
勉強になる。


DSC07568.jpg


DSC07572.jpg
ワヤンに興味津々な子ども達の姿。



更に続くAngkatan。
何とか必死についていっていたが、
途中ラディタ先生が、聞いたこともないような一体何なんだっていう
Angkatanを弾き始めて・・・

「何これ!?」

って聞くと、
なんとSesapi Ngindangの第2章だった。

そうだ、そういえばこんな曲だった。
でも、何でこのタイミングでこの曲?

と舞台を見ると、竜が舞っている。

そういえば、竜が舞うときにぴったりの曲だと
以前の練習の時に言っていたような言っていないような。

とっさに出てこないあたり、
練習がまだまだ足りないな。


とか思っている間に
カヨナンが舞台中央にささって、
ワヤン終了。


最後はSedamalaにて〆。
(久しぶりにカユマスバージョン)

DSC07579.jpg



今回のワヤンも反省点が山ほど


ビデオを見て改善し、
次につなげなければ。



 ***


という訳で、
ちらっと演奏風景をご紹介。





何事もないかのような顔で弾いていますが、
内心「分からーん!」ってなっています。

カヨナンの止め、ずれまくりだわ・・・