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赤ちゃんの儀式 ~へその緒とれた編~

2017年 06月12日 16:23 (月)


前回へその緒が取れたときも儀式・・・
と書いたが、儀式といってもたいしたことはない。
バンタン(お供えもの)を供えて、
赤ちゃんに聖水かけておでこに米つけて(ビジョというお祈りに使う米)、
手に白い紐巻いて・・・
くらい。

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こんな感じ。

で、取れたへその緒は乾燥させてこういった金の入れ物に入れる。

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左は上の子の分。

※曰く、乾燥させたへその緒は、将来大病をしたときに
せんじて飲むと病気が治るらしい。


それを子供用のプランキラン(家の中に作る小さい神棚)に置いておく。


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このプランキランは、アリアリ(胎盤)と同様、
ずーっとお祈りをかかさない。

ちなみに、このプランキランにサラック(スネークフルーツ)を
供えておくと、子供が癇癪をおこさないのだとか。
(バリ人のおばさん曰く。)


へその緒が取れたら、この後1ヶ月くらいは何にもなし。
次は生後42日目に行われる、1Bulan 7hari(サトゥブラントゥジュハリ)と呼ばれる儀式。



つづく・・・



**************


よく寝る子で助かってます。
(と言っても時々一晩中起きてたりもするけど・・・)

で、赤ん坊が寝ていて、余裕のある時にちょっと試しにグンデルを弾いてみることに。

隣の部屋でけっこうな音で弾いているんだけど、
ありがたいことに全然起きる様子なし。
これは嬉しい。

思っているよりも早く復帰できるかも~

※ちなみに一人目の時は、産後「グンデルなにそれおいしいの状態」で、
グンデルにかけた布を2年間とる余裕がなく、
曲はおろかパングルの持ち方すら覚えておらず
復帰にかなりの年月を要した。

その時のお話


***


で、PKB始まりましたね!
(PKB:ペーカーベーとはバリ芸術祭のこと)

いつも楽しみにしている子供グンデルワヤンコンテストは6月17日、18日。
さらにワヤンクリット競技会は、いつもはラマヤナなんだけど、
今年はパルオ(マハバラタを基調としたワヤンクリット)で、

ラマヤナ→グンデルワヤンの他にもクンダンやスリンなどが合わさったバテルと呼ばれる
     形式での演奏。
パルオ→グンデルワヤンのみでの演奏。

ということもあり、グンデルの音がパルオの方がより強調されるんだよなー。
(PKB仕様だからちょっと違うかな?)
観たいなー。


でも流石に1ヶ月にもならない赤ん坊を連れてPKB会場には行けないので、
今年は我慢。
誰かがYou Tubeとかにあげてくれるのを待とう。



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ご報告

2017年 06月02日 11:46 (金)



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つい先日、無事に出産しました!
母子ともに元気にしているので、まずはご報告まで。


**********


バリで普通分娩での出産だと、入院はたったの1晩のみ。
(私は1日延長して2泊したけど・・・)

なので、もう家に帰ってきてまぁ、のんびり育児しています。


で、バリの儀式関係を少しだけ。


まず、赤ちゃんが無事に生まれて一番最初にする儀式といえば・・・

アリアリ(胎盤)を玄関脇に埋めること!

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こんな感じでカゴをかぶせて24時間ライトで照らす。
(トゲトゲのある植物を一緒に植える)

男の子は玄関の左手に、女の子は玄関の右手に。
これは子供が成人するまで(してからもずっと)毎日お供えものを欠かさずに。

なので、お父さんは赤ちゃん生まれたらこの作業で大忙し~。
お母さんと赤ちゃんは放置されます~。


で、病院から帰って来たら家に入る前にまたバンタン(お供えもの)を奉げ、
赤ちゃんに聖水かけてようやく家へ。

お次はへその緒が取れたらまた儀式・・・
その次は1ヶ月後・・・
と、つぎつぎと儀式が続きます~。
あぁ、いそがし
(私以外の周りのみんながね。私はのんびり育児に専念。)


続きはまた今度。


バリ島あれこれ ~妊娠・出産編~

2017年 05月17日 10:40 (水)


まだもうちょっと生まれるまで時間がありそうなので、
バリ島での出産に関して私の経験をちょっとだけ。


前に妊婦は一定の寺院や儀式に参加できないことをちらっと書いたけど、
その理由としては・・・
(あくまでも我が家の場合)


プラ・ダレム禁止
→死者の寺院なので、説明は必要ないか。
日本では妊婦はお墓参り禁止とかはないかと思うけど(多分)、
バリ島ではちょっと違ってくる。
いまだにブラックマジックとか普通に浸透している文化なので。


Ngaben(火葬式)参加禁止
→まぁ、これも同じような理由。
日本では妊婦がお葬式に参加する時は鏡をお腹に置いておくとかあるかと思うけど、
バリでの儀式はかなり濃いので。
バリ人の通過儀礼の中で一番大切とされているNgaben。
妊婦じゃなくても、かなりの体力を使う大きい儀式だし。


Potong Gigi(歯削りの儀式)参加禁止
→Potong Gigiに関しては以前にも書いたことがあると思うけど、バリの成人式。
犬歯を削ることによって、理性のきかない獣から人間へと生まれ変わるというのが儀式の大きな目的。
バリ人は結婚前に必ず行わなければならないが、生まれ変わる儀式というだけあって、それまで獣であったものを一旦死んだものとし、新たに人間としてこの世に誕生させる。
なので、魂が凄く無防備な状態になる。
悪いタイプの呪術者はその隙を狙ったりするので、そのとばっちりを受けないように。
胎児とか赤ちゃんとかは悪いタイプの呪術者にとっては格好のターゲットなので。
(時々、小さくして亡くなった赤ちゃんのお墓があらされたとか驚きのニュースが新聞に載っていたりする国。)
現在はそこまで考えてポトンギギの儀式をすることも少なくなってきたけど、やっぱりここはバリなので、言われれば従うに越したことはない。


後は、インドネシアあるあるかな?
妊婦は炭酸を飲んではいけないとか、パイナップルを食べてはいけないとか・・・
理由はよく分からないけど信じられていること。

何となく分かるけど、絶対ダメって押さえつけられると精神的にきついものがある。
(特に妊娠初期のつわりの時期とか。)
夫は考えなしに(というか赤ちゃんのことを考えすぎて)炭酸絶対ダメ!!派だったけど、これはドクターに確認して論破。
もちろん糖分が多いので飲みすぎは良くないけど、つわりで気持ち悪いときにすっきりさせる為にちょっと飲むとかは別に問題なし。
コーラにはカフェインが含まれてるらしいから、たまにスプライト系を飲んでた。

パイナップルは体を冷やすから?よく分からないからあまり気にせずに。
あと、サテ(串物)はダメってのもあったな。
(これは生焼けの場合、トキソプラズマが怖いってので理解できるけど、たまに食べてた。)
特にサテ大好き!って訳じゃないけど、完全に禁止!!ってなると精神的にキツイ。
まぁ、生ハムとか生サーモンとかはインドネシアじゃなくても怖いからできるだけ避けてたけど。

ぜーったいダメなのは、マンゴスチンの皮。
マンゴスチンの皮には強力なデットクス効果があるので、体の中の異物を出そうとするから妊婦は絶対禁止らしい。
(義母さんいわく)
これは普段から摂取していた訳じゃないから生活に影響なし。


あと感心したのは、インドネシアでは妊婦は積極的にKacang Hijau(緑豆)を取るように昔から言われてたこと。
つわりでの吐き気を抑えると言われているらしいんだけど、実はKacang Hijauには多くの葉酸が含まれている。
最近でこそ妊婦の葉酸摂取の大切さは知られているけど、そんなことを知らなかったであろう昔からインドネシアの女性は経験上分かって語り継がれていたんだろうね。


その他には、妊婦は人の悪口を言っちゃいけない(言った悪口が子供に跳ね返ってくる)とか、玄関の前に座ってはいけないってのもあったな。(霊関係の通り道だから?)


あとこれは文化的なことなんだけど、どうしても受け入れられなかったインドネシアの文化・・・
それは、陣痛が始まったら親族みんなが病院に集まって妊婦の応援をすること。
普段から病気や怪我で入院となったら家族が病院で寝泊りする文化があるから分からないでもないんだけど、出産なんて超プライベートでしかも陣痛なんて人生において一番しんどいことでナイーブになっている時なのに・・・
そんな時にそばであんまり面識のない親戚のおじさんとかが「頑張れ!」とか言ってるなんて、受け入れるのは絶対無理。
(病衣の下は裸だし。色々医療処置とかもあるし。)

日本だと陣痛室(っていうのかな?)への立ち入りは夫と実母のみ、かと思うんだけどインドネシアでは誰でもOK。
お友達なんて、出産時に夫の会社の上司が応援にかけつけたらしい・・・
ありえない・・・

で、これを夫に分かってもらうのが本当に大変だった・・・
一人目の出産の時はもう大喧嘩。

「何で僕の家族が来ちゃダメなんだ!!」
「そんなに僕の家族が嫌いなのか!!」
なんて。

いや、そうじゃないんだよ。
日本人的感覚じゃありえないことなんだよ、産むのは私なんだからそこは日本のやり方でお願いしたい、って言っても全然理解してもらえなくて、これが一番辛かった。

結局、大学で日本語講師として働いているバリ人のお友達(彼女が私達夫婦のキューピッド)に、「日本の文化」なんかを説明してもらい、その他の日本人の奥さんにも説明を受け、(「ありえないよねー。」みたいな。)ようやく納得。(自分の家族が嫌われているわけではないと。)

あー、大変だった。

で、実際には当時義両親はジャカルタに住んでいたので、夜に病院に入った時点でフライトが間に合うわけもなく、次の日生まれてから到着。
案の定病院ではナースに、「え!?付き添い旦那さんだけなの!?大丈夫?(何が?)凄いわね!怖くないの?」なんて言われたけど。
何事もなく無事出産。


なんて、長々とだらだらと書いてしまったけど、バリ島での妊娠・出産に関するあれこれはこんな感じ。
今回の出産も無事に過ごせますように~。



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今日のガンサ練習【Tabuh Telu続きなどなど】

2017年 05月12日 11:03 (金)


恐らくこの日が出産前の最後のプライベートレッスン日。
(そろそろ一人での車の運転が厳しいので。)


前半のみ習い済みだったTabuh TeluやSelisirの続きを習う。
ちょっとずつ慣れてきたガンサ練習。
何となく音が止められるようになってきて嬉しい。

途中、グンデルを習っている子供の練習などを挟み、
一緒にグンデル叩きながら何となく2曲の続きを終了。

よかった、何とかきりのいいところで練習を終えられた。

週一のプレゴンガン練習は頑張ってギリギリまで通う予定。
前回の妊娠の時は5ヶ月目でグンデルレッスンはお休みに入ってしまったけど、
(集中力がもたなかった)
今回はこうしてギリギリまでガムラン練習を続けてこられたのでよかった。

出産後、いつからまたプライベートレッスンを再開できるかは全然予想がつかないけれど、
出きるだけ早めに始められたらいいな~。



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リンディック再び

2017年 05月08日 12:40 (月)


もう今週からいつ生まれてもOKな週に入ったため、
いつ陣痛くるだろう?なんてちょっとドキドキしながらのんびり過ごしてる日々。
(2人目は早まるっていうから。)
赤ちゃん準備は前からちょこちょこしていたので、大体OK。
仕事もなくて時間が盛りだくさんなので、
前から気になってたソファカバーを全部洗ったり、あちこち普段できない掃除をしたり。

その中で前からやらなくては!と思っていたのが、
リンディック(竹のガムラン)洗い。

私の持っているリンディックは、実は買ったものではなく、
6年~7年くらい前にグンデルワヤンを買ったときにおまけとしてついてきたもの。
(リンディックつけるから、あんまり強烈な値引き交渉しないでね、的な感じで。)
当時、別に特別にリンディックに興味があった訳ではなかったけど、まぁいいか、ともらい受けていた。

そうとう古いものらしく、装飾は全くなし、木枠で囲まれているだけの簡素な作りで、しかもちょっとでかい。
(通常は鍵盤?が12個なんだけど、何故か13個と1音多い。)
まぁ、練習だけする分には何の問題もなかったし、せっかくリンディックあるんだから、と先生探し。
ちょうど近所にグンデルワヤンで有名なおじいちゃん先生がいて、その先生がリンディックもできるから~、と紹介されてお宅に訪問したら・・・
「この子が教えるから」
と、そのおじいちゃん先生ではなくお孫さんが登場。
(おじいちゃん先生はリンディック教えるの面倒らしい様子・・・

という流れで、当時中学生(!?)だった孫のヨガ君にリンディックを教えてもらうことに。
ヨガ君自身はリンディックめちゃくちゃ上手で、自分で曲とかも作ってたりして(!?)才能あふれる青年なんだけど、こうして人にお金をもらって教えるというのは初めてのこと(中学生だし当たり前か)とのことで、1時間半500円でお試しにレッスン開始。

基本の簡単な曲Tbuh tuleとかTetangsan(だったかな?)とか、お土産屋さんでよくかかってる聞いたことある曲など3ヶ月くらい習ったところで、私が妊娠。
初めての妊娠だったし、しかも海外だし、ってことで、流石に妊娠中にグンデルワヤンとリンディックの掛け持ちは厳しく、リンディックはやめてグンデルワヤンに集中することにしたので、結局わたしのリンディック歴は3ヶ月。
弾ける曲は5曲程度?(ヨガ君が作った曲含む。しかもプガワ(前半)のみ。)という中途半端な感じ。


でも、何気に始めたリンディックだけど、リンディックの音ってやっぱりいいんだよね。
特に夕方に何となくぼんやりしながら外で叩くのが。
仕事をしていなかった頃は、子供が歩けるようになって、夕方外で遊ばせながら私はそれを見ながらリンディックを適当に叩くってのが日課だった。

それから子育ても一段落ついて、バリ島での仕事も見つかって、夕方のんびりする時間も取れなくなってきて、しかもパングル(バチ)も折れちゃって、ってのもあり、気付いたらリンディック1年以上放置。

うちはローカルコス(アパート)の為、部屋の中にどでかいリンディックを置いておくスペースもなく、(というか、リンディックは私の中では外で叩くものという認識)しかたなくバイクの駐輪場に置いておいたら・・・
もうめちゃくちゃ汚くなってしまっていた・・・
埃よけに布をかけていたのも、いつの間にか誰かに持っていかれてしまい、蜘蛛が住み着いているのか、蜘蛛の巣だらけ・・・

楽器をこんなひどい扱い状態にして、ずーっと気になっていたし、私にはもうリンディックの神様は降りてこないだろうな・・・なんて思っていたんだけど、ようやく重い腰が上がり出産までになんとしてもリンディックを綺麗にしなければ!!と、天気のいい日にリンディック丸洗い。


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で、だらだらと取りとめもなくリンディックのことを書いているけど、今回一番言いたかったことは、これ。

「リンディックって洗っちゃダメなんだって!!」

SNSに何気なく、「リンディック洗いました~。」なんて書いたら、
「Lotusyaさん、リンディック洗っちゃダメなんだよ!」
「音が変わっちゃうよ!!」
「音がでなくなっちゃうかも!!」
って、コメントが・・・

し、知らなかったよ~
洗っても、ちゃんと乾燥させれば大丈夫だと思ってた~
というか、洗わなきゃもう2度と使えないくらいのひどい状態だったからね。
洗う以外の選択肢がなかった。

また、楽器にひどいことをしてしまった・・・
(どうかお許しを


またこれから夕方にちょっと時間が出来そうだし、
のんびり過ごすには最高のお供のリンディック
グンデルワヤンの練習がこの先一段落着いたら、また一からリンディック習いたいなぁ~。
ローカルコスから脱出したら、練習用じゃなくていいリンディックを新調したいし。
2~3年後が目安かな?