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ある日の奉納演奏 ~Part34~ 

2018年 09月03日 11:09 (月)


※ウパチャラでの演奏シリーズを奉納演奏にタイトル変えました。
ウパチャラ(儀式)以外でもお寺のオダランとかで演奏する機会も増えてきたので。


**********



次女出産後ひっさしぶりとなるお寺での奉納演奏。
基本的に当分の間は夫に子ども達を預けられる土日に重なった時しかNgayah(奉納演奏)に参加することが出来ないので、その機会は以前に比べてグッと減ったのだが・・・
この日は金曜日の夕方から。

なんとか、ぎりぎりなんとかなりそうだったので
子ども達を預けて久しぶりのNgayah。
クバヤに着替えて気分はルンルン


場所はウブドの南に位置するロットゥンドゥにあるお寺。
お寺の名前はその名も「Pura Alas Arum」!!

Alas Arumといえば、ワヤンの物語が語られるときに演奏される曲。
そんな名前のお寺があんなところにあるなんて・・・!!

と楽しみに訪れる。

Alasとは森、自然界?を意味し、
Arumは香しいという意味。

「香しい森」の名にふさわしく、ウブドへ向かうメイン道路をちょっと入ったところに広がる木々に囲まれた地にそのお寺はあった。


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いい雰囲気。
近隣の住民がお供え物をもってどんどん集まってくる。

お寺の中に入ると、若い踊り子たちに遭遇。

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初潮が始まる前の女の子たちが神にささげるために踊る、Rejangの装い。
隣に座ると、「Where are you from?」「What’s your name?」と当然のように英語で聞いてくる。
さすが観光地のウブド。
みんな外国人慣れしている。
そのまま英語で話されても困るので、インドネシア語で答えると「あぁ」となってどこのサンガル??とインドネシア対応。

この日はSanggar Kembang WARUの子ども達も一緒だったので、まずは子ども達がグンデルの演奏。

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そのうち日も暮れてきて、お寺を浄化するムチャルーが始まる。

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あちこちを清めたあと、バロン達も定位置に戻る。


ムチャルーも終わったところで、おいで~と呼ばれて久しぶりにグンデル演奏。

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子ども達も一緒なので、みんなで弾ける曲・・・
ということでまずはSekar Taman。
それからこの前習ったばかりのSesapi Ngiding。
やっぱりお寺での演奏は最高に気分がいいな。

その頃には近くの別のサンガルの子ども達も到着し、順番に演奏していく。
子ども達の中にはサルゴ先生のところで見たことのある子も。
なのでスカワティスタイルの曲が続く。

スカワティスタイルばかりではなんなので、こちらはカユマススタイルでCanggak Merengan、Rebong。

そろそろ帰らなきゃな時間になってきたので、みんなで一緒にSekar Ginotanの後、Alas Arum!!
Pura Alas Arumなんだから、やっぱりこの曲ははずせない。


という感じで久しぶりのNgayahは最高に楽しかった~
オダランもグンデル演奏もまだまだ続きそうだったけど、私はお先に失礼。
またこんな機会に恵まれますように。


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最近のプレゴンガン練習 ~新曲とかRejang lentenとか~

2018年 08月20日 10:52 (月)


新メンバーのNさんが練習に参加してくれるようになってから、チームの雰囲気が明らかによくなった。

なんせNさんはプロのミュージシャンなので、普段私がまーったく気づいていないテンポの違いなんかを敏感に感じ取り、

「何でここでテンポが一瞬早くなるの?こういう曲なの??」

と本気で不思議そうに聞かれておおいに焦る


決してそういう曲なのではなく、主旋律を奏でる私の腕不足の一言なんですー


という訳で、そろそろ今までののんびりダラダラな練習を一新して、もっと真面目に(今までも真面目なつもりだったけど)というか、真剣にガムランに取り組まなければ、わざわざ遠くから練習に通ってくれているNさんに申し訳がたたない。


と思いつつも自分の楽器の音を追いかけるので必死な日々・・・

最近はグンデルランバットを離れ少しずつガンサにも挑戦しているが、たまたまラディタ先生が遅れてきた日にガンサを担当したら・・・

全部がメロディーとずれるというポンコツぶり

「何なの!?初心者なの!!??」
とそのタイミングでやってきたラディタ先生に呆れられる始末。

こんなんじゃ、いつまで経ってもチームを守れるようになんてなれないな~(涙)


でも、めげながらもちょっとずつ一歩ずつ前に進むしかない。


最近は日程の調整をしてときどきKさんも練習に参加してもらえるようになり、
安心感がはんぱない。

ようやくSelisirも形になってきて、Mちゃんから「もう飽きた~」なんて声があがったので新曲にもチャレンジ。
新曲はなんとラディタ先生オリジナル。
練習しながら作っていく、という感じなので「曲ってこうやって作ってるのかー。」という部分が知れて面白い。

新曲が弾けるようになったらお次は今バリで大流行のRejang lentenでもやろうよー!なんていう声も上がっていて、楽しみ

(なんせ我がチームにはバリッバリに踊れるプナリさん(踊り子)が4人もいるので。叩いて踊れるチームを目指すために私も踊り始めようかな・・・)

※Rejang lentenとはイブイブ(ご婦人)がお寺で神様の為に踊る踊り


さ、今日も練習、練習~



こんな感じのチームですが・・・
興味のある方はご連絡くださいね~
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Sanggar Kembang Waru

ガムラン部メンバー募集中

年齢不問。経験不問。
初心者大歓迎。

住所:Jalan WR. Supratman No.102 Denpasar

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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今日の練習曲~Taman Angkatan~

2018年 08月07日 11:35 (火)


次はなんの曲にしようか・・・
と考えた目線の先には一冊のノート。

それはSanggar Kembang Waruにグンデルを習いに来ている子供たちの弾ける曲リストのノート。


子ども達の名前の下に、たくさんの曲名がずらりと書かれている。
その中で一番の成長株であるCちゃんの名前を発見。
まだ小学生のCちゃん、ものすごい勢いで色々な曲を習得している。
ざっと目を通すと、その中で私が弾けない曲は・・・
Taman AngkatanとSekar Sungsang Kayumas。
Sekar Sungsang Kayumasuは2種類あって、1種類目はずいぶん前に習ったけどもう1曲のほうは聞きなれない感じ。

どちらがいいかな・・・
と考えTaman Angkatanを習うことにする。

前にラディタ先生が、「Taman Angkatanなんて簡単だよー。」
と言っていたのでお気楽な気持ちで始めたが、別に言うほど簡単じゃないよ。
(私的には)


Tamanとはインドネシア語で『庭』のこと。
Angkatanとは、同じ音階を鍵盤を1つずらして弾くのを繰り返す曲のことなのだが、このTaman Angkatanは別に同じ音階をずらすと言った感じの曲ではないので、インドネシア語でいうところの『レベルを上げる』的な感じ・・・?

説明が難しいけど、勝手に

『段々畑の様(に緑が美しく植えられている)な庭』

と解釈する。


ゆったりとしたきれいな曲で、ウパチャラとかにぴったりな曲。
美しい庭を想像しながら弾いてみる。


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バリ島あれこれ ~赤ちゃんの試練~

2018年 07月19日 11:33 (木)


赤ちゃんの試練=母親の修羅場なわけで・・・

どちらの修羅場も女の子限定でして。
まずは・・・


【赤ちゃん丸坊主】

これはまぁ、バリ島に限ったことではないし日本でも昔はよくされていたことだと思うけど(私の妹もされていた)、嫌な人にとっては本当に嫌なもの。
親と本人がやりたくてやるならいいと思うけど、義務的に絶対といわれるとつらいものがある。
この赤ちゃん丸坊主はバリヒンドゥーの儀式にからんでるものなので、バリ島では絶対。
私的にはもう本当に嫌で嫌でしょうがなかった。

バリでは血液は不浄のものとされており、生理中の女性や怪我で出血している人は寺院の中に入れない。それと同じで、出産のときに血液にまみれた赤ちゃんも儀式を終えないと寺院の中に入れない。出産のときの血液は髪の毛にしみ込む?と思われているのか、赤ちゃんが寺院に入れるようにするには、髪の毛をすべて剃らなければならないという決まりがある。
これを行うのは1Oton(サトゥオトン)というバリヒンドゥーの暦での1歳の誕生日の儀式の後。(地域差があって、3Otonの後のところもある)
とにかくこの儀式の後は赤ちゃんはみんな丸坊主。
長女のときは産後、私はそれはそれはガルガルしていて、「私の子供を傷つけるものは絶対に許さない」思考で生きていたので、髪の毛を剃られるのも断固拒否。
もーう、絶対に絶対に嫌だった。
だって、こんなにふさふさ可愛かったし↓

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いつもは夫婦の仲裁に入ってくれる日本語教師のバリ人女子(私たち夫婦のキューピッド)もこのときばかりは一切見方してくれず、
「Lotusya、これは赤ちゃんの幸せの為なのよ・・・」
なんて言われても心が受け付けず。
バリ嫁である先輩に相談し、「みんな通る道だけど、嫌だよね~。」なんて少し分かってもらえて、「私の友達は丸坊主が嫌で1cmだけ残して短くカットした子もいたよ。」というアドバイスを受け、我が家もそうすることにした。
要は出産のときに生えていた髪の毛がなくなればいいだけ。なので、日本人美容師のいるサロンで相談して、生まれたときの写真を見せ、「出産時に生えていた髪の毛分切ってください!!」なんて無茶振りをして夫も何とかそれで手を打った。
ちなみに、義理両親はこのときジャカルタで暮らしていたので出来たこと。バリにいたら絶対に許してくれなかったと思う。

現在、次女はというと・・・
1Oton(生後7ヶ月)の時に日本に帰国していた為、この儀式がまだ出来ておらず、次の2Oton(1歳4ヶ月)でこの儀式を行う予定。(来週)
2人目ということもあってか、私の産後のガルガルぶりは長女の時よりも穏やかで、「まぁ、仕方ないか~。」なんて気持ちになっている。
しかもありがたいことに?次女は髪の毛がかなりの薄毛で、落ち武者感というか、重役感というか、前頭部の頭皮がつねに見えている状態なので、ここらで丸坊主にしてリセットするのもありかなぁ、なんてすら思っている。

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生後4ヶ月頃の3Bulananの後の次女。
この頃は全体的に薄いが、この後サイドが伸びてきて落ち武者感満載に…



で、母の修羅場第2弾。
これは本当に修羅場。みんな通る道なんだけど、本当に嫌。


【赤ちゃんにピアス】

もう、本当にありえないと思っていた。長女の出産前からこのことで夫と喧嘩になることも度々。まず赤ちゃんにピアスをあけるその理由が「女の子だから」という到底受け入れられない理由だったのもあり、これはかなり抵抗した。
日本だったら考えられないことだけど、バリ島では「女の子だから」という理由で生後2ヶ月くらいの赤ちゃんにピアスをあける。いわく、赤ちゃんは痛覚が鈍いから痛くないように赤ちゃんのうちにあけたほうがいい、らしいがそんな訳ない。赤ちゃんだって体に穴をあけられたら痛いに決まっている。

ところ違えば考え方も全然違うわけで、あけないとなると「何で?」と総攻撃される。
義母には会うたびに「さっさとあけなさい!」と怒られ、会う人会う人に「ピアスあけてないの?男の子なの?」なんて次々と言われ、しまいには小児科のドクターにまで「えー、まだあけてないの?」なんて言われる始末。
これが産後不安定な精神状態の母親にはかなりキツい。
赤ちゃんにピアスをあけない=赤ちゃんにひどいことをしている、状態。
バリ嫁の先輩に相談すると、「本当に嫌だよね、私も本当に嫌だった!!」と言ってもらえ少し落ち着く心。「でも、もうちょっと大きくなってくると、みんながピアスあいているのに自分だけあいていないことを本人が気にしてあけたいってなるよ。」と言われゆれる心。
ゆれている間も義母にはガンガン攻められ・・・
とうとう、生後4ヶ月頃にこの状況に心が折れて、病院でピアスをあけることに。
(もちろん絶対にあけない!という日本人のお母さんもいます。)

もうね、泣いた。娘ももちろんだけど、私も。あけた後の痛々しい耳を見るたびに本気で涙が出た。なんでこんなつらい思いをさせなきゃいけないんだろう・・・って。
もうすっかり見慣れた今でも、やっぱり時々思う。

次女の時は、おなかの中で性別が分かった時点から心の準備を始めて、長女の時よりもいくぶんかは落ち着いていたが、それでもあけるとなった時はやっぱり自分の身が引きちぎられるような思いだった。

この修羅場はピアスあけたら終わり!と言うわけではなく・・・

日本に帰国したらやっぱり続く修羅場。
日本では赤ちゃんにピアスあける母親なんて、非常識以外のなにものでもない訳で・・・
年配のおばちゃんなんかは、「えー、この子ピアスあけてるの!?」なんて直接聞いてくれるのでこちらも「実は夫が外国人で、むこうの文化で・・・」なんて説明が出来るのだけど、それ以外の人にはあからさまに避けられたり、目をそらされたりすることなんてしょっちゅう。
(バリのように初対面の人にガンガン質問するような文化ではないので笑)

私だって日本で暮らしていたらピアスあけている赤ちゃんがいたら遠巻きに見ると思うので、気持ちは十分に分かる。

長女は大人の話から、「日本にはピアスをあけている子供はいない」ということを十分に理解しているので、絶対に髪をあげようとしない。
(次女は髪が短くて隠しようがないので、出来る限り帽子をかぶらせたり。)
この修羅場は帰国のたびに繰り返す・・・



***



といった修羅場というか、試練があるんです。
ここに思いのたけを書くことが出来てすこーし気持ちが軽くなりましたが、
決して好きで赤ちゃんにピアスをあけている訳ではないということを知ってもらえたら、嬉しいです。



2018年PKBグンデルワヤン大会 ~その2~

2018年 07月12日 12:43 (木)


2日目もギリギリの時間に会場に到着。
というか、正に演奏が始まる瞬間で、あわててカメラを取り出す。
まずはデンパサールチーム。
(勝手にデンパサールは後半だと思っていたので焦った~

対するはカランガッサムチーム。
今日はこの2チームをメイン観にきたようなもの!!

で、無事2チームのSekar Ginotanをカメラにおさめたところで、

「Lotusya、来てたのかー!!」

とサルゴ先生登場―

(この時点でPemungkahをカメラにおさめることを諦めた(笑))

予想通り、Pemungkahの間しゃべるしゃべるサルゴ先生。
あのグンデルの音はSakral(神聖)だの、
あの手さばきはどうのこうの・・・
隣にいたバパをつかまえては、
マダスパングルはどうのこうの・・・
サルゴ節炸裂―
(Pemungkahは一応カメラにおさめたけど、しゃべり声満載なのでアップはせずに自分の記録用に)


【それぞれのチームの様子】

~デンパサールチーム~
3年前と同様、デンパサールのSekar GinotanはスカワティでいうところのSekar Jupun。
Pemungkahは慣れ親しんでいるPemungkah。Tulang Lindungは聞いたこともないタイプだったので、新しく作ったのかな?Alas Arumの冒頭までの演奏。
凄くよくまとまってる感じ。

~カランガッサムチーム~
サルゴ先生がSakralだと言っていたのはカランガッサムチームのグンデル。私も一番いい音だと思った。で、3年前も思ったけど、やっぱりカランガッサムは小さい音を響かせて弾く技術が抜群にうまい。グンデルはカランガッサム特有のチャンガックのところに支柱?が入っているもの↓

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~ヌガラチーム~
Sekar Ginotanはスカワティ系のものが少し変形した感じ。Pemungkahは当然全然違う初めて聞くもの。少し音にムラがあったかな?(そんなことをいえる立場ではないけど・・・)

~バドゥンチーム~
Sekar Ginotanはデンパサール同様、Sekar Jupunバージョン。(前回はデンパサールの簡単なSekar Ginotanだった)Pemungkahはデンパサールと似ているのかな?と思ったら、これまた全然違った。思っていた以上に(って言ったら失礼だけど・・・)よかった。


といった感じ。
いやー、2日間とも楽しかった~
というか、子ども達が上手すぎて毎回ポカーんとして聴いている感じ(笑)
来年の大会も楽しみだー(気が早すぎるか)


***


当日の様子。
デンパサールチームとカランガッサムチームをアップしてみました。
とにかく、みんな上手い!



デンパサールチーム



カランガッサムチーム